【興奮】絶対に眠れなくなる最高のサスペンス映画・3選

こんにちは。
突然ですが、あなたは映画を観るのが好きですか?
映画を観る時に、どんな事を求めますか?
ある人は、『感動』を求めたり、またある人は『興奮』を求めたり、
時には『慰め』なんかを求める時があるかもしれません。
自分に関しては、『刺激』を求める時、サスペンス映画を観る事が多いです。
今回は映画好きの自分から、
おすすめのサスペンス映画を5本選んでみました。
大ヒットした『カメラを止めるな』や『鬼滅の刃』も面白い部分はありますが、
でもそれだけでは満足できない、もっと知られていない面白い映画はたくさんあります。
ぜひ、興味を持ったら、レンタルや配信でご鑑賞ください。
僕はU-NEXTや、アマゾンのPrime video などで下記3作品を視聴しました。
【興奮】絶対に眠れなくなる最高のサスペンス映画・3選
1.『窓・ベッドルームの女』 (監督 カーティス・ハンソン)
2. 『ゾディアック』(監督 デヴィッド・フィンチャー)
3.『真実の行方』 (監督 グレゴリー・ホブリット)
1.『窓・ベッドルームの女』 はハラハラドキドキの隠れた名作。
『窓・ベッドルームの女』はとても面白い作品です。隠れた名作とでも言いましょうか…。
簡単なあらすじ を自分でまとめると…
とある夜。とある部屋。テリーという男は(スティーヴ・グッテンバーグ)は、不倫相手のシルビア(イザベル・ユペール)とセックスをする。一人ベッドルームに残されたシルビアは、窓の外から強姦現場をその犯人を目撃。
路上で女性を犯そうとした強姦魔の男と、窓を開けたシルビアは、目が合ってしまう。
憎しみの眼差しでシルビアを睨みながら、一目散に逃げ出す男。
被害者の女性も何とか無事だった。
不倫をしていたシルビアはしっかりと犯人の顔を見た。テリーは酒を取りにいったので犯人の顔は見ていない。
別の日、テリーは新聞を読んでいた。見出しには、ちまたを賑わしている連続殺人犯の記事。
テリーは、シルビアが目撃した強姦魔と新聞に書かれている連続殺人犯が、極めて同一人物に近いという事をシルビアに
伝える。
強姦魔を見たシルビアは、警察に話せば「なぜその場所にいた?」と聞かれ、浮気がバレるのが嫌なので、警察に行く事を拒否する。代わりにややお調子者の気質があるテリーが、シルビアの記憶にある強姦魔の印象を、
そのまま自らが目撃したという情報として、警察に協力するが、状況が二転三転し、なぜかテリーが容疑者として指名手配されてしまう事に…。そんなテリーを助けたのは、あの日強姦に遭った被害女性・デニス(エリザベス・マクガヴァン)であった…。
と、こんな感じのあらすじです。
監督はカーティス・ハンソン。ハンソンはこの映画の後に、『ゆりかごを揺らす手』という極上のスリラーや、
キャメロン。・ディアス主演の『イン・ハー・シューズ』。
その他にも、ヒップホップのカリスマ・エミネムを起用して『8MILE』なんて熱い作品も作っております。
そんなハンソン監督の初期のサスペンスですが、多少粗い箇所や、不倫関係なのに、二人で公園で佇んでいたりと、随分とお気楽な部分もありますが、
先の分からない展開はワクワクしますし、ドラマのツイストが効いていて。観ていてまったく飽きさせません。
動画配信サイト U-NEXT にも 現在はありますので、ぜひチェックしてみてください。
サスペンスの神様・ヒッチコック監督も唸る映画になっていると思います。
2. 実録モノ映画の最高作 『ゾディアック』(監督 デヴィッド・フィンチャー)
『セブン』や『ファイトクラブ』など、人気の映画監督デヴィット・フィンチャーも、
MTV(ミュージックビデオ)界の巨匠ではあったが、初映画監督作『エイリアン3』では
辛酸を舐めた。
しかし、『セブン』で返り咲いて、その後は『ゲーム』、『ファイトクラブ』、『パニックルーム』と作品を重ねていき、
2007年に発表した作品『ゾディアック』。
1960年代後半に、アメリカのサンフランシスコで実際に起きた連続殺人事件を題材にしている。
未だ未解決の連続殺人事件の映画化なんだが、覆面を被って女性を狙って殺す殺人鬼の描き方や、
その事件に取り憑かれて行く新聞記者や刑事など、それぞれの描き方も切れ味鋭く、
2時間40分ほどある上映時間も飽きさせない。すばらしい作品だと思う。
フィンチャーはこの映画ののち、『ベンジャミン・バトン』、『ソーシャルネットワーク』、『ドラゴン・タトゥーの女 』、『ゴーン・ガール』
『Mank/マンク』と、傑作や意欲作が多いけれどフィンチャーの中でも最高傑作は『ゾディアック』だと思う。
殺害シーンの嫌な気分になる程のリアルな演出など、好き嫌いが分かれると思うが、映画のスリルと臨場感はすごい。
欲をいえば、未だ犯人が捕まっていない事件なので、最後には消化不良感が残る。それも後を引くような映画なのだ。
フィンチャー自身は最近はネットドラマ(ネットフリックス)にチャレンジしている。
フィンチャーの映画は尖った企画も多いので、映画界よりもネットドラマ界の方がいろいろと試せる事が多いようだ。
3.『真実の行方』 (監督 グレゴリー・ホブリット) のラストは 驚きのどんでん返し
グレゴリー・ホブリット監督は、そこまで有名な監督ではないが、
父と息子の時空を超えた交流を描いたサスペンス『オーロラの彼方へ』などを担当している。
テレビドラマなどの演出経験はあるが、『真実の行方』ははじめての映画監督作。原題は Primal Fear = 根源的な恐怖 という意味らしい。
この映画でデビューしたエドワード・ノートンは、新人とは思えない演技力の高さで、気弱な青年と、その青年の心に巣食う邪悪な心。二つの人格を演じている。ノートンの芝居が下手だと、散々な結果になりかねない作品だけど、まぁその演技は素晴らしく、映画としての格も一段も二段も上げた。
ラストの事実は、古典的な展開ではあるが、、、しかしゾッとするような終わり方である。
エンドロールが流れたとき、観客も茫然自失状態となるだろう…。
最後に サスペンス映画とは
映画のジャンルは数あれど、やはりサスペンス映画の面白さは格別。先の分からない展開。
演出の技量の高さで、自分の予想が覆され、騙された時は、「やられた!」と言いながら、
興奮する。そんな体験を味わえるのがサスペンス映画だろう。